【オールセラミックの差し歯の寿命】何年くらいもつの?

2016年11月15日オールセラミック

オールセラミックの歯

「前歯の見た目をキレイにしたい!!」

そう思って私は前歯2本をオールセラミックの差し歯にしました。

ですが治療を受ける前にはかなり悩みましたし不安だったので、色々と調べました。

その中でも「差し歯の寿命って何年くらいなんだろ?」というのが気になったのですが、今回はそのことについてまとめてみました(・ω・)

オールセラミックの差し歯の寿命

まずはオールセラミックの差し歯の寿命についてですが、どうなることを寿命と言うのでしょう?

使えなくなる、差し替えなければならなくなるという状態になるのはどんなときでしょうか?

折れる・割れる

まず思いつくのが折れたり割れたりすること。

これはぶつけたり無理に硬いものを噛んだり、寿命というよりは別の力が加わることでオールセラミックの差し歯をダメにしてしまうケースです。

なので自分が気をつけてさえいれば大丈夫です。

私は普段特に意識せずものを噛んでいますが、ちょっと硬い食べ物を噛んだくらいで折れる、割れるといったことはありません(・ω・)

歯が変色する

これも寿命とは言えませんが、歯が変色してしまうと差し替えたいですよね。

保険の安いプラスチックの差し歯だとたった数年で変色してしまいますが、オールセラミックだと歯が変色しないのでずっと綺麗です。

歯茎が痩せて差し歯の境界が見えてくる

加齢によって歯茎が痩せてきて、セラミック歯と歯茎の境界部分が見えてきてしまうことがあるようです。

こうなるとやっぱりやり直したいですが、これは何年くらいでこうなるのでしょうか?

年齢によりますが、20代で治療をしたセラミック歯の境界部分が40代で見えてくることは少ないと思います。

逆に50歳でオールセラミックにした場合、70歳で歯茎が痩せてしまうことはあると思うので、同じ20年でも年齢によって違います。

でも数年で歯茎が一気に下がることはないと思うので、たった数年でまたセラミック治療をしなければいけないなんてことにはなりません。

土台部分が悪くなる

オールセラミック治療の方法には2種類あり、自分の歯を削ってその上にセラミックを被せる方法と、ファイバーコアという土台を入れてセラミックを被せる方法です。

虫歯などで削っていたり、神経を取っている場合はファイバーコアの土台を入れる形になります。

自分の歯を削ってセラミックを被せた場合、歯をきっちり磨いていないと土台の自分の歯が虫歯になってしまうことがあります。

特別なことをするわけではないので普段通りの歯磨きをちゃんとしていれば大丈夫です。

ファイバーコアの土台を入れた場合ですが、ファイバーコアは歯と同じくらいの硬さの素材でできているそうです。

でも金属の土台を入れている場合、歯の根よりも土台の金属の方が硬いため、強い力が加わると歯の根を割ってしまうことがあるようです。

そうならないために土台を入れる場合はファイバーコアにしてもらうべきだと思います。

こうすれば土台が原因でセラミック治療をやり直さなければいけないなんてことは少なくなるでしょう。

結局寿命は何年もつのか

メモを取る手元

以上のことが原因でオールセラミック治療をやり直さなければいけなくなった年数を寿命とします。

するとよく言われるのが10~20年程度といった年数です。

人によって全然違いますが、歯医者さんでセラミック治療をやり直す患者さんの平均がそれくらいということ。

 

ですがこれは歯医者さんに聞いた話ですが、この10~20年というのはあくまで「もう一度治療にやってきた人」の平均ということ。

ずっと悪くならなくて治療にやってこない人もいるので、何十年もそのままオールセラミックの差し歯で問題が起こらない人もいるそうです。

どれくらいの割合で何十年ももつのかは分かりませんが、少なくとも5年くらいでオールセラミックの差し歯の寿命がきてすぐにやり直し、なんてことにはなりません。

ということで以上、今回はオールセラミックの寿命についてでした。

Posted by ふすま