【セラミック矯正は健康な歯を削る?】神経を抜くデメリット

オールセラミックの差し歯によるセラミック矯正。
普通の歯列矯正のように歯を動かして歯並びを直すのではなく、歯を削って差し歯を被せることで短期間にして歯並びを矯正する方法です。
セラミック矯正は健康な歯を削る?
セラミック矯正をする際、歯並びを直すために健康な歯を削る必要があります。
歯並びが悪くても健康な歯を削るのは、歯の寿命を考える上であまりおすすめできないことです。歯医者さんも皆さん口を揃えて「健康な歯を削るのはよくない」と言います。
すでに保険治療などで差し歯になっている箇所をオールセラミックの差し歯に交換するのであればまだいいかもしれませんが、全く問題のないキレイな歯を削ることに抵抗がある方がほとんどだと思います。
キレイな歯を削ってまでセラミック矯正?
キレイな歯を削ってまでセラミック矯正をする価値はあるのでしょうか?ここは個人の判断になりますが、私は断然その価値があると思います。
私は前歯2本がオールセラミックの差し歯です。(詳しくはこちらの差し歯体験談でお話ししています。)
セラミックの差し歯はまるで天然の歯のように自然で、本当にキレイな見た目になります。治療を受ける前までは違和感のある前歯がコンプレックスだったので、治療してもらってからは歯を見せて堂々と笑顔でいられることがすごく増えました。
健康な歯とはいえ歯並びが悪いといったコンプレックスを抱えたまま人生を過ごすのか、もしくは今健康な歯を削ってでもコンプレックスを解消して人生を過ごすのかでは大きく結果が変わってきます。
それに健康な歯も年を重ねればいつかはダメになってしまう可能性もあります。おじさんおばさんの前歯が保険の差し歯っぽい違和感のある歯になっていることって多いですよね。
健康な歯を削らないことを優先して口元のコンプレックスを抱えたまま生きてきたのに、50歳で結局差し歯にしました。なんてことになってしまう可能性もあります。
それなら早いうちから健康な歯を削ってでもコンプレックスを解消して堂々と歯を見せて笑える人生を過ごす方が、圧倒的に価値があると私は思います。
神経を抜くデメリット
健康な歯を削ってオールセラミックの差し歯を被せる場合は簡単な施術なので最短2回で完了するようです。削って型を取って、装着するだけ。
ですが、歯の根元の状態によっては神経を抜いて土台を入れてから被せ物をしなければいけないこともあります。
歯は神経を抜くことで寿命が一気に短くなるため、これは大きなデメリットだと言えます。できるだけ神経は取りたくないですよね。
歯並びが悪いだけで根元が悪いわけではない場合は特に問題ありません。神経まで取ってしまわないと難しいという場合はしっかりと検討するべきです。
歯医者さんは勧めないセラミック矯正
歯医者さんに相談すると、歯並びが悪くてもセラミック矯正で健康な歯を削ることにはあまり賛成してくれません。それは彼らが自然な歯を守る仕事をしているからです。
ただ、口元のコンプレックスは人生を大きく左右します。歯を見せたくないからあまり堂々と口を開けて笑えないようだと、口元を隠すようにして不自然な笑い方になってしまいます。
明るい笑顔を人に見せられないことでものすごく損をしているかもしれません。それなら私は早いうちにセラミック矯正でキレイな歯にしてもらって、楽しく人生を過ごす方が価値があると思います。
セラミック矯正は一般的な歯列矯正と違って、短期間、低価格で治療が受けられます。
歯並びにコンプレックスがある方は、この機会に改めてセラミック矯正を検討してみることをおすすめします。